ドン勝とは?
ドン勝(どんかつ)とは、韓国のFPS・TPS対戦ゲーム・バトルロイヤルゲーム「PUBG: BATTLEGROUNDS」で優勝したときに使用される言葉のこと。
PUBGの熾烈な激闘を勝ち抜き、見事第1位を勝ち取ったとき、日本版では「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!」と画面に表示されるため『ドン勝=優勝』の意味をもっています。
ドン勝は、スマホアプリの荒野行動やパーティーロイヤルゲームのFall Guysなど、PUBG以外のバトルロイヤルゲームで優勝したときにも使用されており、大人数での対戦の勝利者に向けて使用されるケースが多いです。
プレイヤー間では「ドン勝=優勝」のイメージが根付いていますが、ドン勝はPUBGで誕生したワードのため、他のゲームの公式サイトや公式配信ではドン勝がNGワードになっているケースも珍しくありません。
ドン勝の由来は?「勝った!勝った!」ってなに?
ドン勝の由来は、PUBG日本語版の勝利メッセージ・決まり文句「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!」です。
勝利者メッセージの由来は、英語版の勝利メッセージ「WINNER WINNER CHICKEN DINNER!」を日本語にアレンジしたときに誕生しています。
誤訳という説を見聞きすることもありますが、PUBGのプロデューサーが日本語のわかるスタッフから「カツ」が「勝つ」に似ていることを聞き、意図したダジャレとして「ドン勝」と表記し、ドン勝の言葉が生まれたこを明言しています。
ドン勝は「カツ丼」や「豚カツ」が由来ではなく、意図したダジャレとして誕生したことを覚えておきましょう。
PUBGとは?
PUBG: BATTLEGROUNDS(ピーユービージー バトルグラウンズ)とは、韓国のビデオゲーム開発企業・KRAFTONの子会社であるPUBG Studiosからリリースされている韓国のバトルロイヤルゲームです。
バトルロイヤルゲームの生みの親であるアイルランドのMod制作者ブレンダン・グリーンが、韓国のデベロッパーKRAFTONとともに開発しています。
2017年3月にSteamで早期アクセス版の配信が開始され、2017年12月に正式版がリリースされており、世界中の累計プレイヤー数は「4億人」を超える人気ぶりです。
PUBGは、最大100人のプレイヤーが、フィールド内にある武器や装備などを駆使して最後のひとりになるまで戦い抜くバトルロイヤル形式のサードパーソン・シューティングゲーム。
近年は、世界各地にeスポーツのプロリーグが設立されており、世界一を決めるeスポーツ大会やトーナメントなどが頻繁に開催されています。
PUBGでドン勝する方法
PUBGでドン勝する方法は、100人で行われるバトルロイヤルゲームを制し、最後のひとりまで勝ち抜くこと。
ドン勝は上級者しかできないと勘違いしているルーキープレイヤーも多くいますが、ちょっとしたコツや立ち回りを覚えることでドン勝の可能性を飛躍的に上昇させられます。
PUBGでドン勝する具体的な手順は下記のとおりです。
- フィールド上空を飛行する航空機から任意のタイミングで飛び降りる
- フィールドを探索しながら武器や装備、回復アイテムなどを集める
- 縮小するプレイエリアを確認しながら移動する
- 敵プレイヤーと遭遇したら対戦する
- 最後の一人まで生き残る(ドン勝)
PUBGでは、ゲームマッチ後、ゲームが開始されると一定時間が経過したときにプレイエリア(安全地帯)が設定され、時間経過とともに狭まっていくため、敵プレイヤーと遭遇しやすくなる特徴があります。
PUBGでドン勝するために必要なテクニック3選!
- 音の距離と方角で敵を探す
- 目視で敵を探す
- 有利な位置で戦う
ここからは、上記3つのテクニックを詳しく紹介します。
1. 音の距離と方角で敵を探す
PUBGに慣れたプレイヤーは、敵の足音や銃声の音で敵の距離と方角を察知できます。
音で敵の位置がわかる(索敵力)ようになると、敵よりも早い攻撃や防御ができるため、有利な戦闘が可能です。
PUBG初心者の方は音での察知は難しく、プレイ画面右上に表示されているミニマップに敵の足跡や射撃マークなどが表示されるため、ミニマップで安全を確認しながら移動を行いましょう。
2. 目視で敵を探す
敵との距離が近い場合は、小さな音が聞こえにくくなるため、目視で敵を探します。
PUBGでは敵以外のオブジェクトは動かないものがほとんどのため、動く物体は敵と判断することが大切!
敵が近い場合は無駄な動きを避けて敵に見つからない位置取りで、いかに素早く敵を探すかがPUBG攻略のポイントです。
3. 有利な位置で戦う
PUBGでドン勝するためには、有利な位置で戦うことが欠かせません。
敵に見つからない場所に身を隠したり、敵が隠れていそうな場所を背後から攻めたりなど、常に一歩先を予測した動きが大切です。
eスポーツで使用されるドン勝に似た表現2つ
- フォートナイト優勝者:VICTORY ROYALE(ビクトリーロイヤル)
- エーペックスレジェンズ優勝者:ちゃんぽん
では、上記2つのドン勝に似た表現の意味や由来などを詳しく紹介します。
1. フォートナイト優勝者:VICTORY ROYALE(ビクトリーロイヤル)
フォートナイト(Fortnite)とは、アメリカのゲーム開発・販売企業であるEpic Gamesが2017年にリリースしたサードパーソン・シューティングゲームです。
フォートナイトでは、最後のひとりになった際に「VICTORY ROYALE(ビクトリーロイヤル)」の勝利メッセージが表示されるため、優勝者のことを『ビクロイ』と呼びます。
フォートナイトのバトルロイヤルモードは、PUBG同様、最大100人のプレイヤーが最後まで生き残るためにほかのプレイヤーと対戦するゲーム内容。
2. エーペックスレジェンズ優勝者:ちゃんぽん
エーペックスレジェンズ(Apex Legends)とは、アメリカのゲーム開発企業Respawn Entertainmentが開発し、アメリカのゲーム販売企業エレクトロニック・アーツ(EA)が2019年2月にリリースしたファーストパーソン・シューティングゲームです。
エーペックスレジェンズでは、最後まで生き残ったチームを『ちゃんぽん』と呼び、eスポーツ業界では「ちゃんぽんを取りました」や「ちゃんぽんご馳走様です」などの言葉が使用されています。
エーペックスレジェンズのバトルロイヤルでは、プレイヤーが「レジェンド」と呼ばれる異なる能力をもったキャラクターを選択し、2〜3人がチームとなり対戦するオンラインマルチプレイヤーバトルロイヤルゲーム。
基本プレイ形態は、1チーム3人の「トリオ」からなり、合計60人・20チームでオンライン対戦を行います。
ドン勝(どんかつ)のまとめ
ドン勝(どんかつ)は、PUBGの日本語版勝利者メッセージから誕生した言葉であり、eスポーツ業界で広く使用されています。
PUBGの優勝者に向けた言葉ですが、近年はPUBG以外のバトルロイヤルゲームの優勝者や優勝チームにも使用されている人気の言葉です。
eスポーツのバトルロイヤルゲームで優勝して「ドン勝しました!」と勝利報告をしてみましょう!
よくある質問
ドン勝(どんかつ)とは、バトルロイヤルゲーム「PUBG」で1位になる、つまり勝利することを指す言葉です。この表現は、韓国語の「勝った!(ドンカン)」から由来しており、日本語に馴染みやすい形に変わったものです。プレイヤーが最後まで生き残り、勝利を収めた際に使われます。
ドン勝を狙うためには、まずマップの音を聞き取り、敵の位置を把握することが重要です。また、有利なポジションを確保し、慎重に動くことが勝利のカギです。最終的な円の縮小に備え、早めに安全地帯へ移動することも戦略的に有効です。
「ドン勝」は主にPUBGで使用される用語ですが、他のバトルロイヤルゲームでは異なる表現が使われます。例えば、「フォートナイト」では「ビクトリーロイヤル」、「エーペックスレジェンズ」では「ちゃんぽん」という言葉が勝利を意味します。それぞれのゲームで独自の勝利表現があるので、プレイしているゲームに応じて使い分けられます。
初心者がドン勝を目指す際は、まず敵と戦わない戦略も重要です。最初から積極的に戦わず、必要に応じて敵を避けることで、生存時間を延ばせます。また、武器やアイテムの選び方も慎重に行い、自分のスタイルに合った装備を揃えることが大切です。